こんにちは。りおん (@Rion_pokemon_) です。
PJCS予選お疲れさまでした。予選抜けた方はおめでとうございます!!!PJCS本戦での活躍を応援しております。
僕は予選抜けすることはできませんでした。ですが、僕が持っている情報や知識が予選抜けた方々に少しでも役に立てばと思い、本記事を書いております。
今回はPJCS2023予選3回分の使用構築および構築経緯、3月からの取り組み方に対してなどについてまとめていきたいと思います。
- 使用構築と結果
- 構築概要
- 軽く自己紹介 (ポケモン歴)
- 3月から予選まで、予選中の取り組み方
- 構築経緯
- 個別解説
- なぜ毒びしではなく、ステロなのか?
- 選出と立ち回り
- 各ポケモンの選出率と勝率
- 3回の予選を通して学びと反省
- 終わりに
使用構築と結果
本戦まで時間もなく、並びだけ知りたい方もいると思いますので、ひとまず使用構築の並びと結果をまとめておきます。もし興味を持ってもらえたら、個別解説など以下の内容も読んでみてほしいです。
予選1回目
メイン 19勝12敗 (勝率 : 61.29%)
最高 : 1634.935 最終 : 1620.999 2886位
3日目 oooox xooxo oooxx xooxo oxxoo xooxx o
サブ 26勝19敗 (勝率 : 57.78%)
最高 : 1686.547 最終 : 1619.080 2982位
2日目 ooxox xxxoo oxxox oxoxo ooo
3日目 oo oooxo ooxoo xxxxx xooox
予選2回目
メイン 23勝9敗 (勝率 : 71.87%)
最高 : 1733.602 最終 : 1696.925 770位
3日目 oooox ooxoo ooxxo ooooo ooxox oooxx ox
サブ 28勝14敗 (勝率 : 66.67%)
最高 : 1731.058 最終 : 1727.744 425位
2日目 oxoox oxxxo
3日目 ooxox oxooo oooxo ooxoo xoxoo oooxo xo
予選3回目
メイン 21勝8敗 (勝率 : 72.41%)
最高 : 1712.003 最終 : 1712.003 770位
2日目 xooxo xo
3日目 ooo ooxox xooxo ooooo oxoo
サブ 27勝13敗 (勝率 : 67.50%)
最高 : 1705.608 最終 : 1701.655 578位
2日目 ooxoo oooxo xoxoo
3日目 xooox xooox xoooo oxoxo oxoxo
構築概要
予選1回目
レンタル残っていませんでした。
予選2回目
予選3回目
軽く自己紹介 (ポケモン歴)
僕は、ポケモンをダイパのころからやっていますが、図鑑埋めやリボンコンプ、色厳選など対人戦以外の楽しみ方をしていました。対戦勢としてランクマを始めたのは2021年の10月からです。シングルはほとんどしておらず、主にダブルバトルをしています。
去年初めてINCというものを経験しましたが、1500台や1600台で行ったり来たりして、運が良ければ1700にのっかるという、予選抜けとは程遠い成績でした。その時の悔しさをばねに2023年予選抜けを目標に頑張っていました。現実はそれほど甘くなく、PJCS予選2023ではレート1700には届くものの、ボーダーまで5~6勝足りないという結果でした。ランクマについては、剣盾のときに一度だけ3桁をとることができました。
剣盾GSからちゃんとやり始めたので、地方ダブル、全国ダブルは未経験の対戦歴1年半くらいの初心者です。
【剣盾ダブルS33】 初めての最終3桁&レート1700達成~530位&618位~ - りおんのポケメモ
3月から予選まで、予選中の取り組み方
3月はcobaltさん (@cobalt_poke1234) が仲間大会を開いていたので、数回環境調査として参加しました。ポケモンの育成との兼ね合いもあり、毎日新構築で参加とはいきませんでしたが、予選までに触っておきたい構築の使用感を知ることができました。
3月の最終週は予選で使うポケモンの育成の準備のためにハピナスレイドを周回していたので、仲間大会には参加しませんでした。
4月は、私事ですが大学のカリキュラムにより、2週間に1回月曜日に試験があり、PJCS予選の週と試験の週が交互に存在する状態でした。つまり、各々1週間弱しか準備する期間がありませんでした (それでも社会人の方より自由に使える時間は多いので、言い訳にはならないと思っています)。
3回の予選とも僕の1週間弱での準備は以下の通りでした。
・月・火:前回予選や流行の構築の情報を収集し、予選で使いたい構築の方向性を決める
・水:ランクマで使用感を試し、問題点や改善点をざっと探す
・木:昨日の改善点を反映し、構築の微調整をランクマで行った後、大慌てで2ロム分の個体を育成する。
また、予選の取り組み方としては以下の通りです。
・金:育成に終われて寝不足なので、ゆっくり休む。レート差が出てくる2日目以降から潜り始めたいので、1日目はどうせ潜らない。
・土:サブロムで練度を高めるがてら、レートを稼ぐ。(10数戦くらい)
・日:メインサブで戦い続ける。往々にして夜21時くらいから9時間連続で戦い続けて朝6時くらいに集中途切れて終了。
明らかに日曜日の負担が大きすぎるので、金曜日に潜らない点はよいとして、もう少し土曜日のうちから計画的にレートを稼ぎ始めるべきだと思います。反面教師として、自分に適した配分で計画的にレートを高めていきましょう。
予選の次の週は、1週間弱で莫大な量の試験の対策をしないといけなかったので、ポケモンにはほとんど触れていませんでしたし、対戦は1戦もできていませんでした。試験が終わり次第、前述のような一週間を過ごしていました。
構築経緯
各予選ごとに記事にまとめているので、当時の視点での個別解説や感想を知りたい方はこの項の最後にリンクを張り付けておくので、そちらからご確認ください。
予選1回目構築について
前項で記述したように、3月最終週はハピナスレイドを周回していたので、予選1回目の構築を決めるのが遅くなってしまいました。そのため、1回目の予選では予選中に練度を高めていけるような構築にしたいと考えていました。海外の結果を眺めてみると、イルカウインバレル軸と目があいました。サイクル構築は以前から勉強してみたいと思っていたので、ちょうどよい機会だと思い、イルカウインバレル軸で構築を考えることとしました。何も考えないと物理6体構築が出来上がることがよくあったので、4枠目として高速特殊アタッカーであるハバタクカミを採用しました。神速が強力なカイリュー、地震が打てる&グレンアルマにも強そうなディンルーを採用して構築が完成です。
予選2回目構築について
サイクル構築で立ち回りに成長が感じられたので、1回目の予選でサイクル構築を選択できたことに後悔はありません。しかし、BO1かつ情報公開制ではないので、不意の事故からの立ち直りや立ち回り方がとても難しく感じました。特に、モロバレルの立ち回りが窮屈に感じました。そのため、2回目で用いる構築はサイクルというよりは、やりたいことを押し付けられること、モロバレルの胞子に頼らないことを軸とし、構築を考え始めました。1回目の予選で当たった、とある方が魅力的な構築を使っていたので、その構築を参考に考え始めました。(その方は2ロム超高順位で予選を抜けていました。)
その軸が何かといいますと、"ディンルーのステロとヘイラッシャのあくび"です。mumemoさんが毒とあくびによるコントロールで結果を残していることもあり、あくびコントロールを握らない手はないだろうということで、自信をもってディンルーヘイラッシャ@4の考察をしました。使用感がよかったハバタクカミ、カイリューを続投しました。当時、ドータクンやミミズズ、アーマーガアなど物理方面に厚い鋼タイプが増えそうな予感がしていたので、決定力に少し不安が残る物理炎打点のウインディから、特殊炎打点であるイーユイを採用としました。これにより、カミユイのシナジーも生まれるので、あり寄りな選択でしょう。6枠目はチョッキ水チオンジェンを考えていましたが、結果的に寿司偽装でき、滅びパやイルカマンに強めな呼び水ゴーストシャリタツを採用することになりました。
予選3回目構築について
自分史上最も予選抜けに近いレートを獲得できた予選2回目の構築をなんとか改善して予選3回目に持ち込むか、新たな構築を握るかとても悩みました。mumemo式あくびコントロールが次々と成績を残していくことで、あくびヘイラッシャへの対策が厚くなっていくことが容易に予想されたので、ステロあくびコントロールをそのまま持ち込んでも太刀打ちできないと考えていました。また、ツツミノオーも一定数増えると感じていました。この2点に強気に出られる構築案が降ってきていればそうしていたのですが、2、3日で思いつくはずもなく、自分にはあくびコントロールしかないのだと腹をくくり、改善案を考えました。2回目予選の各ポケモンの選出率を集計してみたところ、シャリタツの役割が一番少なそうだったので、シャリタツを別のポケモンに変えることで、構築を改善しようとしました。6枠目に求める条件として、ツツミノオーに対して吹雪を半減以下かつツツミのドロポンを等倍以下で受けきれること、可能なら挑発ポケモンの初手選出を抑制できることの2点がありました。挑発をしてくるポケモンとして、ギャラドス、ディンルー、トドロクツキ、ハバタクカミ、ヤミカラスが頭に浮かびました(この5体は過去2回の予選で実際に挑発をしてきたポケモン)。とりわけ予選2回目ではギャラドスが多かったので、威嚇に耐性があるポケモンが望ましいと考え、ドドゲザンの採用に至りました。よって、使用構築は以下の6体となりました。
各回の構築記事のリンク置き場
PJCS2023 予選1回目使用構築~イルカウインバレル軸 - りおんのポケメモ
PJCS2023 予選2回目使用構築~ステロあくびコントロール - りおんのポケメモ
PJCS2023 予選3回目使用構築~ステロあくびコントロール改 - りおんのポケメモ
個別解説
1回目、2回目予選の個別解説については、上のリンクからご覧ください。この項では、3回目の予選で使った構築について予選終わった後の観点から、良い点改善点を含めて述べていきたいと思います。
今回の構築は基本選出(起点作成2、スイーパー2)、補完枠2になっていると思います。
ハバタクカミ
テラスタイプ : ほのお
性格 : おくびょう (S↑A↓)
特性 : こだいかっせい
実数値 : 145(116) - x - 75 - 187(252) - 155 - 190(140)
持ち物 : ブーストエナジー
技構成 : まもる / マジシャ / シャドボ / みがわり
(配分)
H :
4n+1 (身代わりを4回使えるようにするため)
火力アップアイテムを持っていない災いの剣込み陽気パオジアンのふいうち確定耐え
(>強化アイテムを持っていない悪以外のテラスのドドゲザンのふいうち確定耐え)
C : できるだけ高く。
S : 残り全部。追い風下の準則速さ90族まで抜けます。
(役割)
基本的には裏において、スイーパーとして戦います。
相手に追い風が吹いているときやブーストエナジーのツツミがいるときはカミが最初に動けないので、うまく追い風を枯らす or 後述するヘイラッシャのじならしでS操作ができていると安心です。
まれにユイと並べて先発に出して、アグロ寄りな立ち回りをすることもありました。
イーユイ
テラスタイプ : くさ
性格 : おくびょう (S↑A↓)
特性 : わざわいのたま (特防が3/4倍になる)
実数値 : 144(108) - x - 101(4) - 170(116) - 141(4) - 167(252)
持ち物 : 隠密マント
技構成 : まもる / ねっぷう / あくは / テラバ
(調整)
HB : 災いの剣込み、A207ハチマキカイリューの神速確定耐え。
C : HB、Sを振った後の残り。
D : 残り4を無駄にしないため。
S : 最速。
(役割)
ミミズズやアーマーガアなど物理耐久の高い鋼ポケモンが相手の構築にいるときに選出します。滅びパやキョジオーンが見えた時にも選出を検討します。また、相手の構築が低速で、カミユイでアドを取れそうなとき、先発での活躍を期待します。
隠密マントは、猫だましと塩漬けに耐性を持たせることを想定して採用しましたが、その方面では活躍せず、不意の凍える風やバークアウトの追加効果をシャットアウトできたことが偉かったです。
ディンルー
テラスタイプ : どく
性格 : わんぱく (B↑C↓)
特性 : わざわいのうつわ (特攻が3/4倍になる)
実数値 : 256(204) - 140(76) - 165(36) - x - 118(140) - 72(52)
持ち物 : 食べ残し
技構成 : ステロ / じしん / 挑発 / カタストロフィ
(調整)
H : カタストロフィを被弾した際、すぐにオボンを食べられるように偶数調整。
A : できるだけ高く。
B : 11n。
D : できるだけ高く。
S : 4振りドドゲザン抜き。
AとDのラインに関しては、どちらもできるだけ高くしたかったので、非常に悩みました。2回目予選の時はS66だったので、どこかのステータスを低める必要がありました。元々、A143 (じだんだでH4振りイーユイ確定) までAを振っていたのですが、草テラスされることが多く、そこまで意味を感じなくなっていました。多少Aを下げても、余程でなければ、ハバタクカミを50%以上削れるので、Aを少し下げてSの努力値を確保しました。BとDのどちらを削るかですが、物理による被弾のほうが多い=物理耐久のほうが重要だと考え、Dを少し下げました。それでも、眼鏡カミのムンフォは確定耐えなので、問題ないと判断しました。
(役割)
主に先発で出して、後続のスイーパーで勝ち切れるように起点を作成します。
裏にパオカイがいそうなときや相手がサイクル構築のときは、隙を見て積極的にステロを撒きます。バレルの胞子や相手の挑発役を挑発で止めることで、ヘイラッシャのあくびを通しやすくします。カタストロフィや地震で雑に削り、相手のポケモンを裏のカミやカイリューの圏内に入れることを目標とします。また、毒テラスを切ることで、キラフロルが巻き散らかした毒びしを回収させることもできます。
カイリュー
テラスタイプ : ひこう
性格 : いじっぱり (A↑C↓)
特性 : マルチスケイル
実数値 : 191(196) - 204(252) - 118(20) - x - 123(20) - 103(20)
持ち物 : こだわりハチマキ
技構成 : 神速 / テラバ / けたぐり / アクジェ
(調整)
H : 191がきれいなので。
A : 最大。
正直、BDSそこまで考えていなかったです。
(役割)
裏から出して、神速ですべて薙ぎ払うスイーパーです。
テラバーストで耐久の高いポケモンを無理やり削ることもできます。
このポケモンのおしゃれポイントはアクジェを採用していることです。
本構築の最大の工夫点といっても過言ではありません。
神速のみの場合、ゴーストタイプのポケモンに対してスイーパーとしての役割を担えず、勝ちきれないことが多くありました。アクジェは採用率が低く考慮されにくいこともあって、この技のおかげで拾った試合が予選でも何試合も存在しました。ハバタクカミはもちろんのこと、ルガルガンやゴーストテラスワタッコなどに対してもしっかり役割を担えました。
ヘイラッシャ
テラスタイプ : ほのお
性格 : しんちょう (D↑C↓)
特性 : 天然
実数値 : 256(244) - 121(4) - 136(4) - x - 128(252) - 56(4)
持ち物 : 食べ残し
技構成 : まもる / ウェブタ / じならし / あくび
(調整)
H : 16n (食べ残しの回復量を最大にするため)
D : 特化
BDS : お気持ち程度に4振り
とにかく耐久力が欲しいので、HD特化レベル。
ディンルーと並べることで、ほとんどの攻撃を2回以上耐えられる。
(役割)
あくびで相手をコントロールします。
余裕があればじならしにより、相手のSを下げて、カミやカイリューを通しやすい盤面を作ります。
天然なので、積みアタッカーに対して強く、あくびを絡めることでタイマン勝負で勝つことも夢ではありません。実際、コノヨザルとのタイマンを勝利した試合が数試合ありました。
ドドゲザン
テラスタイプ : みず
性格 : いじっぱり (A↑C↓)
特性 : まけんき
実数値 : 207(252) - 205(252) - 140 - x - 105 - 71(4)
持ち物 : ラムのみ
技構成 : まもる / アイヘ / けたぐり / ふいうち
(調整)
予選3回目の前日に構築に入ってきたポケモン。
詳しくダメ計する余裕がなかったので、HA。
(役割)
セグレイブ入りやツツミノオーに対して選出します。
時に、バレル入りや威嚇入りに出すこともあります。
ディンルーと組み合わせて、カタストロフィ+攻撃で1体倒す動きやふいうちで盤面を制圧する動きが強かったです。
なぜ毒びしではなく、ステロなのか?
毒とあくびのコントロールが流行っていたので、逆張りしたかった、ということがないわけでもないですが、個人的にはステロで削るほうが好みだったからです。毒は一度撒いた後に、守るや身代わりを繰り返してとにかく耐えしのぐイメージがありました。この受け身的な立ち回りがあまり好みではありませんでした。また、飛んでいるポケモンや鋼ポケモンに対しては、まともに戦わないといけないことやモロバレルに毒びしを回収されると損した気分になってしまうのも気になっていました。
一方、ステロであれば、攻撃をしなければいけないものの、先制技圏内に入れることさえできれば勝ちやすいと感じていました。タスキ破壊やカイリューのマルスケ破壊、サイクル構築の威嚇要因に対して1/4削れることも大きい魅力でした。
自分のプレイスタイルとして、4匹のうち、1匹倒せると勝ち筋の追い方の精度が上がる傾向があると感じていました。となると、どう適切に1匹を落とすかですが、ステロで削れたポケモンをカイリューの先制技やハバタクカミで倒しきるルートが一番イメージしやすかったのです。対戦していく中で、毒も十分強いことは身に染みてわかっていましたが、手応え的には使うならステロだろうと感じていました。
以上の理由から、毒ではなく、ステロを軸とすることにしました。
選出と立ち回り
基本選出
表 ヘイラッシャ + ディンルー
裏 ハバタクカミ + カイリュー
予選2回目ではほとんどこの選出をしたといっても過言でないほど、安心感のある選出です。
基本的な動きとして、ディンルーは余裕のあるときにステロを撒き、それ以外のターンは相手のHPを雑に削ります。その横でヘイラッシャはあくびし続けて、対面操作し、裏から出てきたポケモンを見ながらカミカイでどのように詰めていくかをあらかじめ考えておきます。
ステロで削れた相手を4体の誰で詰めていくのかをなんとなく見極め、ディン or ラッシャが落ちると気まずいときは初手テラスします。
対寿司
表 ヘイラッシャ + ディンルー
裏 ハバタクカミ + カイリュー
この試合では相手のヘイラッシャを止めるために、こちらのラッシャのあくびが必要なので、ヘイラッシャを失わないように丁寧に立ち回ります。フロルがいるなら、毒びしを後々回収できるように大体はディンルーに毒テラスを切ります。あくびで相手のヘイラッシャを眠らせたら、カミカイの並びを作り、神速で削りながら、カミは身代わりを設置します。次ターン、神速でラッシャを倒し、カミでシャリを着地狩りできるのが理想形です。
各ポケモンの選出率と勝率
予選1回目
メインサブ合計の勝率 : 59.21% (45-31)
選出率 : 55.26% 勝率 : 59.52%
選出率 : 77.63% 勝率 : 57.63%
選出率 : 86.84% 勝率 : 60.61%
選出率 : 47.37% 勝率 : 63.89%
選出率 : 48.68% 勝率 : 56.76%
選出率 : 84.21% 勝率 : 57.81%
(※メイン31戦、サブ45戦のデータより)
予選2回目
メインサブ合計の勝率 : 68.92% (51-23)
選出率 : 8.219% 勝率 : 50.00%
選出率 : 100.0% 勝率 : 67.12%
選出率 : 90.41% 勝率 : 71.21%
選出率 : 86.36% 勝率 : 66.67%
選出率 : 19.18% 勝率 : 50.00%
選出率 : 95.89% 勝率 : 68.57%
(※メイン32戦、サブ42戦のデータより)
予選3回目
メインサブ合計の勝率 : 69.57% (48-21)
選出率 : 94.20% 勝率 : 69.23%
選出率 : 15.94% 勝率 : 72.73%
選出率 : 84.06% 勝率 : 72.41%
選出率 : 91.30% 勝率 : 69.84%
選出率 : 78.26% 勝率 : 68.52%
選出率 : 36.23% 勝率 : 64.00%
(※メイン29戦、サブ40戦のデータより)
3回の予選を通して学びと反省
まず、予選1回目では自分の実力とは不釣り合いなBO1向きではない構築を握ってしまったことが大きな敗因で、それほど良い成績でなかったことは仕方ないと思います。しかし、予選1回目ではサイクル戦を勉強することができ、盤面を見通す力が鍛えられたと後の予選で感じたので、この選択は間違っていなかったと思います。
予選2回目では、前回予選を活かして良い構築を準備できたと思います。試合数を積んでいくうちに基本選出が見えてきました。基本選出で乗り切れる試合が多い構築では、選出段階によるプレミが激減するということがわかりました。6枠目に入ってきたシャリタツがやはり戦績に貢献していないように感じたことと、セグレイブやツツミノオーに対する回答があまりにもなさ過ぎたことが問題に感じました。あるかないかわからない選出画面での圧力のあるシャリタツよりも、その枠を苦手な氷に対して五分以上で戦えるようなポケモンに変更することこそ改善点だと、予選中に感じました。この点について、事前のランクマでの試運転不足や情報収集不足だったなと反省しています。プレイング面において、ふいうち択が下手すぎることを痛感しました。特に、シャングリラさん (@pokeShangrira) との試合はいまだに鮮明に思い出されます。ふいうち択に負けた時、これが"差"なんだなと見せつけられた気がしました。今後ポケモンをしていく中で、このような"差"を埋めていけるように努力していきたいと思いました。
3回目予選の反省として、GWゆっくりしたい気持ちが大きくて、前2回ほど本気で考察をしなかったことが大きいと思います。そのため、ツツミノオーに対する回答や環境把握が甘く、連勝を重ねることができませんでした。気持ちの時点ですでに負けていたかもしれませんね。来年はスタミナ切れしないように心がけたいです。
さて、予選において今年1番反省すべきことは時間配分にあります。今年の予選は3回とも、ほとんど3日目 (日曜夜~月曜朝) に試合を行いました。1日目は対戦を行わないにしても、2日目に対戦を行わなすぎだと思います。そのせいで、3日目の負担が大きくなり、切羽詰まって9時間連続で戦った挙句、集中力が切れて勝ちきれず終了、のパターンに陥ってしまいました。来年の予選では、2日目と3日目の配分を事前に予定を立てて挑みたいと思います。ただ、3日目の深夜帯や月曜朝は強者と連続で当たることができ、試合自体はとても楽しかったです。
終わりに
前回の予選で大敗を喫してから、この1年上達できるように頑張ってきました。それが功を奏したのか、今年の予選では前回予選に比べて、予選抜けが現実的な範囲の成績をとることができました。しかし、予選抜けまで数歩足りない実力なのは、分相応なのかなと思います。SV環境は、有名強者が順当に予選抜けを決め、より実力が反映されやすいのかなと感じていました。自分よりダブル歴が少ない型が予選抜けを決めているのを見ると、どうしても悔しい気持ちになってしまいますが、悔しがっても仕方のないことです。実力が反映されやすいのであれば、この1年着実に実力をつけることができたなら、来年の予選ではよい結果を残すことができるはずです。来年の予選抜けを目標に今年もポケモンを頑張っていきたいと思います。実生活が忙しくなり、言い訳をしたくなるかもしれませんが、来年の今頃後悔しないような1年にしていきたいです。また、今年は対戦オフに参加したり、そこで有名強者の方にあったりしてみたいなーと思っています。あ、あとWCSを観戦しに、横浜にも行きたいですね!