PJCS2023 予選2回目使用構築~ステロあくびコントロール

こんにちは。りおん (@Rion_pokemon_) です。

今回は予選での使用構築についての記事です。

2023/4/20、予選前日に書いた記事です。

構築経緯

・EUICを踏まえても、イルカウインバレル系は増えそう。

・前回の反省点である、氷系への対策、寿司対策を盛り込んだ構築にしたい。

という思いで、予選1回目の記事を読んでいると、コントロール寿司が強そうに感じたので、シャリ、ラッシャからスタート。寿司の合体の扱いが苦手&イルカマン対策として、シャリタツは呼び水で考え始める。

コントロール力を高めるために、前回の予選の相手から考えを拝借して、ステロディンルーを採用。

カミを採用しない理由が思いつかなかったので、いったん入れてみる。

ステロで削れた相手を倒しきるために、先制技が強力な鉢巻カイリューを採用。

草枠として、バレルかチオンジェンを考えたが、ディンルーラッシャ@2に盛り込んだときに殴り性能が欲しかったので、チオンジェンを入れてみる。

この時点で考えるべきは

鋼に対する打点が少なそう

カイリューのけたぐり以外に、炎打点が欲しいかも。

滅びパに勝ち切れるか

→シャリをゴーストテラスにすることで、少し対策はできそうだけど.......

また氷(フリドラ)が一貫している

→鋼、炎、(氷、水) が構築内に欲しい。

 

1つ目について。今回は、アーマーガアやミミズズ、ドータクンが増えそうな気がしており、これらは物理耐久に自信があるポケモンたちである。そのため、カイリューのけたぐり一本に頼るのは少し心許なく、鋼に対する特殊打点が欲しい

2つ目について。ゴーストを採用するかゴチルを早急に対処するか。霊テラスのシャリタツで対策する場合、テラスを切ることが供用されてしまうので、立ち回りが窮屈になりそうで、少し疑問が残っていた。ねこだましに耐性があって、ゴチルに対して打点持てるポケモンが欲しい。

 

うーん、隠密マント持たせたイーユイ?

となり、いったんこの構築を試してみたが、チオンジェンをそんなに選出しなかったこと、悪3枚がのせいで選出・立ち回りが窮屈になってしまったので、直前にチオンジェンをシャリタツに変更。合体寿司は扱うのが苦手&mumemo式にならい、呼び水での採用。

最終的にこれで挑むことに。

 

個別解説

ヘイラッシャ

テラスタイプ : ゴースト

性格 : おくびょう (S↑A↓)

特性 : 呼び水

実数値 : 143 - x - 81(4) - 172(252) - 115 - 147(252)

持ち物 : きあいのタスキ

技構成 : りゅうせいぐん / テラバ / だくりゅう / こごえるかぜ

mumemo式にならい、滅びに強く出られるようにしてみた。

タスキを持たせることで、こごえるかぜでS操作をしやすくしたり、ドラパルトと対面しても勝ちやすくなっていたりするはず。

 

ヘイラッシャ

テラスタイプ : ほのお

性格 : しんちょう (D↑C↓)

特性 : 天然

実数値 : 256(244) - 121(4) - 136(4) - x - 128(252) - 56(4)

持ち物 : 食べ残し

技構成 : まもる / ウェブタ / じならし / あくび

あくびコントロールの要。暇なときに削るためのウェブタ。後続のためのじならし。攻撃性能は求めていないので、HDベース。カミユイに対して、耐性を持てるので、炎テラス。そんなに切らない予定。お魚2匹目。

 

カイリュー

テラスタイプ : ひこう

性格 : いじっぱり (A↑C↓)

特性 : マルチスケイル

実数値 : 189(180) - 198(204) - 116(4) - x - 121(4) - 115(116)

持ち物 : こだわりハチマキ

技構成 : 神速 / テラバ / けたぐり / アクジェ

1回予選の時は攻撃実数値198で使っていたが、204に比べて、与えるダメージが3%も変わると気づいたので、Aぶっぱに変更。

また、1回目の予選ではアイスピを採用していたが、先制技によるスイープを優先してアクジェに変更。これにより、ハバタクカミも処理しやすくなるはず。

 

ハバタクカミ

テラスタイプ : ほのお

性格 : おくびょう (S↑A↓)

特性 : こだいかっせい

実数値 : 145(116) - x - 75 - 187(252) - 155 - 190(140)

持ち物 : ブーストエナジー

技構成 : まもる / マジシャ / シャドボ / みがわり

ブーストエナジーにすることで、ステロ込みの相手のカミに強く出られる。万が一、相手がSブーストカミの時、耐久に振ってなさそうなので、先制技とかで勝てるはず。

 

イーユイ

テラスタイプ : くさ

性格 : おくびょう (S↑A↓)

特性 : わざわいのたま (特防が3/4倍になる)

実数値 : 144(108) - x - 101(4) - 170(116) - 141(4) - 167(252)

持ち物 : 隠密マント

技構成 : まもる / ねっぷう / あくは / テラバ

最速。災いの剣下での、A特化ハチマキカイリューの神速耐え。

滅びパにおいて、ゴチルの猫だまし無効によりゴチルを倒せると有利。

お魚3匹目

 

ディンルー

テラスタイプ : どく

性格 : わんぱく (B↑C↓)

特性 : わざわいのうつわ (特攻が3/4倍になる)

実数値 : 256(204) - 143(100) - 165(36) - x - 121(164) - 66(4)

持ち物 : 食べ残し

技構成 : ステロ / じしん / 挑発 / カタストロフィ

HAベース。気持ちD多め。

 

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最終的に解雇したけど、こんな感じ。

チオンジェン

テラスタイプ : みず

性格 : おだやか (D↑A↓)

特性 : わざわいのおふだ (攻撃が3/4倍になる)

実数値 : 192(252) - x - 120 - 147(252) - 170 - 91(4)

持ち物 : とつげきチョッキ

技構成 : ギガドレイン / あくは / テラバ / イカサマ

ねちねちしないチオンジェン。花粉団子も欲しいが、回復するより、攻撃していきたい展開のほうが多そうなので、不採用。

回復できるギガドレイン、タイプ一致で強いあくは、ユイ、ウインにも役割を持てる水テラバ、セグやカイリューなど物理アタッカーへの打点であるイカサマ。割と完成された技構成だと感じている。

 

2回目の予選を終えて構築の反省

・前回の反省点であったセグやツツミノオーに対して、別に強くなっていなかった。

→机上論では、イーユイやディンルーが強そうに感じていたが、前者はツツミのドロポンが怖くなかなか選出できなかったり、後者は吹雪連打でゴリ押されたりと対策が必要であると痛感した。

 

・ワタコーに対する回答を予選中に見つけられなかった。

 

ギャラドスの挑発により、初手のあくびステロ始動が崩されるとテンポ取られて、きつかった。

ギャラドスが出てきづらい構築にする or ラッシャ守る & ディンルーの挑発で逆にマウント取っていく?

 

・依然として、3日目に試合数をためすぎて、後半プレミが多発してしまった

→2日目から試合数を友好的に消化していく。配分の予定をあらかじめ立てておく。

 

感想

今回の構築は、基本選出で乗り切れる試合が多く、選出段階でのプレミが劇的に減ったという点で、構築はよくできていたと思う。また、レート1730を超えたことは、自分の中で過去最高の成績であり、予選抜けが現実味を帯びてきたのは大きな自信となった。

試合数の配分をうまく考えて、プレミを極限まで減らして、次回の予選で良い結果を残せることを期待する。