【2024シティリーグS2 Top16】 あんち カイナ さーないと。

こんにちは。りおん(@Rion_pokemon_)です。

 

普段はゲームの方をメインにやっているので、カード勢の方は初めましての方が多いと思います。シティリーグに参加するのは人生で2回目ですが、初めてtop16に入れたことがうれしかったので、備忘録の意味も込めて記事を書こうと思いました。

 

軽く自己紹介

改めまして、りおんと申します。

ポケカ歴として、初めてデッキを作ったのは2022年の5月くらいでした。競技として取り組み始めたのは、2023年の9月中旬からです。友達にシティリーグ一緒に参加しようと誘われたのがきっかけです。

デッキ選択について

たくさんカードを引くのが楽しいので、山札を引きまくれるデッキを握りたいなと考えていました。その中で柔軟で繊細な立ち回りができるサーナイトデッキがとても楽しかったので、サーナイトデッキを握ることにしました。

(ほかのデッキタイプも触れてみましたが、サーナイトほどのしっくり感を感じることができませんでした。)

先攻後攻の選択について

絶対に後攻を選択します。

理由は

・1ターン目からサポートを使いたいこと

・先攻1ターン目の相手の動きを見て、プランを立てやすいこと

・イキリテイク+サポートの動きを相手に取らせたくないこと

があります。

 

先攻をとるアドバンテージよりも、後攻をとるアドバンテージのほうが大きいと考えているが故の選択です。

 

構築について

構築経緯

シティリーグS1 使用構築

シティリーグS2 使用構築

シティリーグS1からS2の間で起こった事件として、ピオニーミライドンのようなテツノカイナに命かけたミライドンが増えてきたことです。従来のパス無しサーナイトのブランである、1ターン目にラルトス展開、2ターン目にミラステのような悠長な行動をしているとサイド6-2からゲームが始まってしまいます。6-2から勝つためにはどこかでサイドをとられないターンを捻出することが求められます。その回答として、テツノカイナの攻撃はザシアンとミミッキュで受けまわし、終盤はリーグ本部と手札干渉を仕掛けることで、サイドをとられないターンを狙いに行けるような構築へと移ろいました。

採用枚数と理由

ポケモン

ラルトス (4枚)

テレポートブレイク4枚。

モリースキップも強いがHP60のデメリットの方が大きく感じます。

また、しっぽミュウを採用していないため、ラルトスをHP70に揃えることで、構築のHPの最低ラインをHP70とすることができ、多少ブジン系統にも強くなると思います。

 

キルリア (4枚)

リファイン3枚、ミラステ1枚。

パス無しなので、特にミラステのキルリアが大事です。

 

サーナイト (2枚)

アルカナシャイン2枚。

3枚にするとデッキを掘る速度が上がり、サナexを立てなくても攻撃に転じられる展開になりやすいので、本当は3枚採用したいです。枠の関係上、やむをえず2枚採用です。

 

サーナイトex (2枚)

色違いにすることで、幸福度と視認性が上がりました。

 

・ザシアンv (1枚)

テツノカイナの攻撃を受ける壁として採用しました。

リバーサルエネがサイドに落ちているときのフィニッシャーとしての活躍も期待しています。

 

・サケブシッポ (1枚)

ベンチ狙撃役として採用しました。

マナフィを要求できる点が強いです。

 

クレセリア (1枚)

ベンチ狙撃役 兼 ばらかまれたダメカンを返却する役割があります。

ジラーチを要求できる点が強いです。

 

マナフィ (1枚)

ラルトスキルリアを守ってくれる蒼海の王子です。

 

ジラーチ (1枚)

採用の賛否が分かれる1枚でしょう。

ロストに対して楽に勝ちたいこと、ヨガループを阻害することが採用理由です。シティリーグS1のとき採用していませんでしたが、vsロストでとてつもなく疲れたので、今回は採用することにしました。ジラーチスタートの時、エネチャージでデッキからエネルギーを引き抜ける点も少し強いです。

 

ミミッキュ (1枚)

今回のキーカードでしょう。

vsカイナに対してちょこんと置くと、救われる命があります。

特定の対面へのメタカードは構築を歪ませがちなので、基本的にはしたくないのですが、環境に多い悪リザ対面においても役割をもてることからピンポイントメタの領域を超えたメタカードであると判断し、採用に至りました。

 

・かがやくゲッコウガ (1枚)

リファインがサイド落ちしているときに第4のキルリアのような動きをしてもらいます。エネをトラッシュに送ることにも貢献してくれるので、枠がきつい中でも採用する優先度は高めだと思います。

 

グッズ

・ボール系 (9枚)

霧の水晶3枚、レベルボール4枚、ハイパーボール2枚

ここは4-4-3から減らしてはいけないと思いながら2枚枠を奪ってしまいました。

 

・ふしぎなあめ (2枚)

あめが3枚あると、あめ進化で相手の攻撃を耐えたり、早い段階で攻撃したりする方針がとりやすくなります。しかし、ミミッキュとザシアンを採用したので、その方針は選択しないと判断し、2枚となりました。枠がなかったというもの理由です。

 

・すごーいつりざお (2枚)

ここは最後の最後まで3枚にしたかったところです。

つりざおが3枚あると、セイボリーも怖くないし、サーナイトラインをコストに使っても困りにくいし、立ち回りが楽になります。最終的には、つりざおの3枚目をサポートにすることで、展開を優先することにしました。

 

・カウンターキャッチャー (2枚)

3枚目が欲しくなるくらいなので、2枚でぎりぎりだと思います。

ボスとカウンターキャッチャーは合計で3枚になるのが一般的かなと思います。

 

・ともだちてちょう (1枚)

このようなリソース回復するカードが好きなので、採用しました。

 

サポート

・博士の研究 (1枚)

山札をたくさん引ける神カードです。

 

・ヒガナの決意 (1枚)

最近はベンチをフル展開するデッキが多いので、2枚目の博士の研究のイメージで採用しています。博士と違って手札の必要なカードをトラッシュしなくてもよい点を評価しています。

 

・ナンジャモ (4枚)

長い間3枚採用で回していたから声を大にして言いたいです。

ナンジャモは4枚必要だと感じています。

この1枚の差は思っている以上に大きいです。

 

・セイボリー (1枚)

本当は採用したくはありませんでした。ドロソとして使うと、相手のロトムやイキリンコが盤面から消えてしまうからです。

しかし、サナミラーにおいて時間内に終わらせるためには入れておきたいカードだと考え、採用しました。

 

・さぎょういん (1枚)

別になくても、プレイングで雪道はケアできるので他のドローサポートでもいいと思います。

 

・ボスの指令 (1枚)

2枚欲しいときもありますが、たいてい最後にしか使わないので1枚で十分だと思います。

 

・フトゥー博士のシナリオ (1枚)

盤面を非エクで固めたり、回収ネットのような動きをしたり、盤面からダメカンを消し去ったりなどプレイの幅を大きく広げる1枚だと思います。

このカードが出る前から、ボタンやネジキを採用していた僕にとって待ち望んでいたといっても過言ではないカードなのでもちろん採用です。

 

スタジアム

・ボウルタウン (1枚)

ボールの10枚目としての採用です。

 

ポケモンリーグ本部 (1枚)

カイナへのメタカード枠です。

最近増えたロスバレ(赤とか月とか)に対しても、手札干渉と組み合わせることで効果を発揮できるので、これもまたピンポイントメタの領域を超えたメタカードであると判断し、採用に至りました。

 

・月明かりの丘 (1枚)

5戦もしていると、このカードに救われる試合がなんだかんだあるので、1枚は欲しいなぁという感覚です。

 

エネルギー

・超エネルギー (10枚)

残りサイド2のとき、9エネ330点を確定するために11枚採用したいのが本音です。アルカナシャインでエネがつく確率も上がって、にっこりできます。しかし、現環境ではほかのカードに1枚枠を譲らなければきついなと考えています。

 

・リバーサルエネルギー (2枚)

最初のサイドをとるときに使ったり、最後の詰めで使ったり。

1枚では足りないし、2枚で十分だと思っています。

 

不採用カード

・崩れたスタジアム

フトゥーと異なり、サポ権を使わずに盤面を非エクで整えることが可能な1枚。

採用したかったが、枠を捻出できず採用を断念しました。

 

・ゴージャスマント

ザシアンを採用するか、マントを採用するかだと思っています。

マントシッポは今となっては有名であり、スイーパーやツールジャマーがかみ合うと、シッポ+サナexで3枚取りされることも考慮すると少し使いづらいなと感じ、採用を断念しました。

 

採用していると、サナexに貼ってデヴォリューション対策などダメカンばらまき系にテクい立ち回りができて好きなカードです。今回はインテウーラやブジン系統に当たらないことを祈りながら、採用を見送りました。

 

・森の封印石

ザシアンを採用したからには、採用したくなるカード。

枠が捻出できなかったこと、もし枠が捻出できたならボール系を増やす方が優先だろうと考えていたため、採用を見送りました。

 

納得できていない点

初動の展開力にやや不安が残っている点です。

サポートを多めにすることで少しは対応したつもりでしたが、どうしても無理なときがあるなぁと感じています。

1、2ターン目をもっと安定化できたらなぁと思うばかりです。

何か良い案があったら教えてください。

 

マッチング

vsピジョリザ with ニンフ x

後攻。

怪しい展開からのスタート。

ミミッキュでごまかそうと思ったが、サイド落ち。

セイボリーで落とすポケモンをミスったので、下振れを言い訳にしてはいけない負け。

試合後サイドを確認すると、サナ、サナex、シッポ、ミミッキュ、@2みたいなすごい落ち方をしていたので、しゃーないって気持ちにはなりました。

 

vsミライドン o

後攻。

ミミッキュでターンを稼ぎ、テンポをとって勝ち。

 

vsピジョリザ o

後攻。

ミミッキュを壁にして、相手のボスやひものリソースを枯らしてから、怒涛の反撃により勝ち。

 

vsブジンパルキア o

後攻。

3ターン目に上振れてパルキアvstar破壊までたどり着けたことで、相手のアタッカーが育ち切らないターンを作ることができ、テンポをとり切って勝ち。

 

vsピオニーミライドン x

先攻をつかまされる。

マリガンを2枚与えてしまう。

ライトニングロンド2発でラルトスマナフィが倒れ、種切れでおわり。

たくさんのエネを抱えながら、見ていることしかできなかったのが情けなかった。

次のトップがナンジャモで、ナンジャモを使えていたらボールたくさん引けていたので、とても悔しかったがしゃーない。

 

最後に

ここまでお読みくださり、ありがとうございました。少しでも参考になっていれば幸いです。

下振れもありましたが、今回のシティも全試合楽しむことができてよかったです。対戦相手の方、みんな優しくてあったけーってなっていました。感謝です。

シティリーグS1はCSP圏外、シティリーグS2はtop16と着々と成績を上げているので、次のシティこそトナメに上がれるように頑張りたいです。