【PJCS2024予選第1回最終140位】~晶光花コントロール

こんにちは。りおん (@Rion_pokemon_) です。

1回目のPJCS2024予選お疲れさまでした。今回は25勝8敗で予選を抜けることができた構築について、ご紹介したいと思います。

使用構築

構築経緯

2024年1月中はあまりポケモンをする時間を作れず、予選もあまり乗り気ではありませんでした。2/1(予選前日)の夜にくさーしー(@shoshosho77777k) から「さすがに構築登録はしろ」と言われたので、彼に助言をもらいながら構築を考えることにしました。登録期限まで残り12時間くらいしかなかったため、先行研究と育成済みポケモンと相談をする必要がありました。年末年始にキラフロルが本質レベルで強そう、スカーフイーユイもイエカシラに対して強そうと考えていたことを思い出し、フロルラッシャにイーユイが入った構築記事を探したところ、以下の記事が見つかりました。

構築系統が昨年の予選で僕が握ったディンラッシャに似ていて使いやすそうだなと感じ、時間もないのでこの並びを丸パクリすることにしました。調整や配分は自分の慣れたポケモンが良いと自分に言い聞かせ、新たに育成をせず、ボックスの中から該当するポケモンを選抜して、構築が完成しました。Onionさん(@0nion_poke)ありがとう。

 

こちら昨年使用したディンラッシャについての記事です。

PJCS2023予選について - りおんのポケメモ

個別解説

キラフロル

テラスタイプ : ドラゴン

性格 : ひかえめ (C↑A↓)

特性 : どくげしょう

実数値 : 190(252) - x - 111(4) - 168(20) - 118(132) - 119(100)

持ち物 : とつげきチョッキ

技構成 : キラースピン / だいち / パワージェム / ヘドばく

<調整>

Onionさんの調整を参考に、Sを+1、Cを-1。

<ひとこと>

チョッキとHD振りによって、思わぬ耐久力を見せてくれました。

ドラゴンテラスでの使用は初めてでしたが、草炎水電気への耐性があまりにも優秀でスタンパやオーガポンに対して、行動回数を稼げることが偉かったです。最終戦では、勝ちを決めてくれました。ありがとう。

 

ヘイラッシャ

テラスタイプ : くさ

性格 : しんちょう (D↑C↓)

特性 : 天然

実数値 : 256(244) - 121(4) - 136(4) - x - 128(252) - 56(4)

持ち物 : 食べ残し

技構成 : まもる / ウェブタ / じわれ / あくび

<調整>

昨年のPJCS予選で用いた配分のまま(1匹目)。

HPは食べ残しの回復量を意識して16n。

数値低いところに、努力値を振ると強そうなので特防ぶっぱ。

<ひとこと>

ヘイラッシャ本人(魚)の意向で、ヘビーボンバーを地割れに変更しました。「じわれに変更するからには、しっかり当てるんだよ?」とお話ししたところ、気まずい対面や負け濃厚の対面でしっかりと当ててくれました。本来なら負けていた試合を3試合ほど拾ってくれました。魂込めたじわれは命中100%と言わんばかりに暴れまくりましたね。ありがとう。後でお話があるので、来てください。

 

オーガポン (いど)

テラスタイプ : みず

性格 : ようき (S↑C↓)

特性 : ちょすい → おもかげやどし(特防1段階アップ)

実数値 : 185(236) - 141(4) - 112(60) - x - 118(12) - 17(196)

持ち物 : いどのめん

技構成 : ニドガ / このゆびとまれ / つたこん / ウドホン

<調整>

最速101族抜きのつもりが、最速101族抜き抜きになってた。

HPをできるだけ高くして、フィーリングでBD振り分け。

<ひとこと>

このゆびとまれが本当に偉すぎました。攻撃やキノコの胞子から隣のポケモンを守ってくれてありがとう。

 

ウーラオス (一撃)

テラスタイプ : あく

性格 : いじっぱり (A↑C↓)

特性 : ふかしのこぶし

実数値 : 176(4) - 200(252+) - 120 - x - 80 - 149(252)

持ち物 : きあいのタスキ

技構成 : みきり / 暗黒強打 / インファ / ふいうち

<調整>

ASぶっぱ。

<ひとこと>

戦い方がわからず、積極的に選出させてあげられず、ごめん。

ベンチをたくさん温めてくれました。

 

ハバタクカミ

テラスタイプ : みず

性格 : おくびょう (S↑A↓)

特性 : こだいかっせい

実数値 : 145(116) - x - 75 - 187(252) - 155 - 190(140)

持ち物 : ブーストエナジー

技構成 : まもる / マジシャ / シャドボ / こごえるかぜ

<調整>

昨年のPJCS予選で用いた配分のまま(2匹目)。

パオの陽気不意打ち耐え。

Cぶっぱ。残りS。

<ひとこと>

いつもありがとう。

 

イーユイ

テラスタイプ : ゴースト

性格 : おくびょう (S↑A↓)

特性 : わざわいのたま (特防が3/4倍になる)

実数値 : 144(108) - x - 101(4) - 173(140) - 141(4) - 167(252)

持ち物 : こだわりスカーフ

技構成 : バクア / ねっぷう / あくは / オバヒ

<調整>

昨年のPJCS予選で用いた配分のまま(3匹目)。

災いの剣込み鉢巻A特化カイリューの神速耐え。(ノマテラは無理。)

テツノカシラ (Sブースト) の上をとるため、最速。

<ひとこと>

命中不安の技を使うため、何度か技を外して危ない場面はありましたが、致命的な技外しだけはしないでくれました。ありがとう。

 

選出パターン

・基本選出

@2

・イエカシ

@2

重かったポケモン

じわれをかわし続けるポケモン

戦績と順位変動

25勝8敗 (勝率 : 75,76%)

最高 : 1756.407 最終 : 1756.407 140位

1日目 0-0

2日目 0-0

3日目 25-8

ooxxo xooxo ooooo

oxoxo oxooo xoooo

ooo

 

2024/02/05 レート1756.407

0:37 43位

1;05 48位

2:54 60位

4:41 72位

5:53 82位

6:32 90位

7:02 102位

7:31 117位

7:36 119 位

最終 140位

ポケモンの選出率と勝率

選出率 : 57.58% 勝率 : 68.42%

選出率 : 90.91% 勝率 : 76.67%

選出率 : 96.97% 勝率 : 78.13%

選出率 : 57.58% 勝率 : 84.21%

選出率 : 90.91% 勝率 : 73.33%

選出率 : 6.060% 勝率 : 50.00%

 

ウーラの選出率の低さ......。

なぜディンルーではなく、キラフロルなのか。

この話をする前に、なぜコントロール系統を握ったのかについてお話させてください。

 

構築の軸を考えるときに、昨年のPJCS2023予選第1回 (2023/04/07~10) の振り返りをしました。当時はイルカウインバレル軸スタンパがFort Wayne Regionals (2023/04/01~02)で結果を残しており、おそらくその影響もあってPJCS2023予選第1回でもスタンを握る人が多かったと記憶しています。そのような環境で好成績を残したのが、キラフロル+寿司の毒寿司 (mumemo寿司) やステロディンルー+ヘイラッシャ(ばっどさんの構築) でした。さて、この流れを踏まえて考えてみます。レギュFでは、グッドスタッフ (ガエンやバレル、ウーラオスなど) にチョッキライコを加えたスタン寄りでありながら、対面的にも戦える構築が Knoxville Regional (2024/02/03~04) で結果を残していました。そのうえ、1回目の予選は環境読みが難しいので、スタンを握る人が全3回の予選の中でも多くなると予想しました。以上より、PJCS2024予選第1回においてもヘイラッシャ+OOのコントロール系統の構築は勝ちやすい環境であると判断しました。という経緯を踏まえて、ディンルーとキラフロルの選択に至ったわけです。

 

それでは話題を戻します。昨年のPJCS予選では、追い風枠の飛行タイプをはじめとする岩弱点のポケモンが多いこと、イルカウインバレル軸は構築の特性上ポケモンチェンジを多く行うことの2点からどくびしよりもステロが効果的だと判断し、キラフロルではなくディンルーを採用するに至りました。レギュFにおいては、使用可能ポケモンが増えたことによる飛行タイプの採用の減少 (飛行枠は大体トルネロス) 、スタンはイルカウインバレル軸よりポケモンチェンジの必要性が下がったことから、昨年よりもステロのバリューが下がったように感じました。また、スタンに採用され得る積みアタッカーに対して毒+天然のコンボがステロよりも効果的です。ディンルー+ラッシャの並びでは、すなじごく+あくびのコンボが有名ですが、どちらに技を打つか判断が難しそうだったので、今回の使用は見送ることにしました。以上の理由から、ディンルーではなく、キラフロルを採用しました。

りおん流予選の取り組み方について

いつから潜った?

ざっくり分けて、1日目から潜って先行勝ち切り型と3日目から潜る後発捲り型があると思います。僕は3日目 (昼くらい) から潜る派です。理由としては、レート効率が良いことと強い人と戦えるからです。

3日目から潜ると疲れるのではないかというかたもいると思います。昨年までの予選は2ROMありましたが、僕は2ROMほとんどの試合を3日目に消化していました。とてもハードでしたが、長時間集中して予選を戦い抜く力は鍛えられていました。今年は1ROMしか参加できず、多くても45線しかできない制度は、時間的にも精神的にもとても戦いやすかったです。昨年までよりも疲れることなく1戦1戦を大切に戦うことができました。3日目から潜るなら、1日に長時間戦える集中力を鍛える必要があるかなと思いました。

魂の1戦はいつ潜った?

いちおう友達数人に相談はしましたが、レート1744になった後すぐに潜ろうと決断していました。魂の1戦は0:25くらいに潜りました。タマキンが増殖する朝よりも、深夜帯のほうが勝ちやすいと思ったからです。潜る決断については、魂の1戦すら潜れない軟弱者、魂の1戦を勝ちきれないトレーナーが今後本戦で勝てるはずがないと思ったからです。結果的に魂の1戦を勝ち取り、自信を得ることができました。やはりやらない後悔よりやる後悔だと思います。

最後に

INC2022から予選抜けを目指して頑張ってきました。3年目でやっと抜けることができ、とてもうれしかったです。次なる目標は本戦抜け!!!精一杯練習して、ライブ大会に参戦したいところです。次の予選も参加できるなら、練習がてら潜りたいと思います。次はどの系統の構築を握ろうかな。

 

本構築に関して、質問などございましたら、お気軽にDMで質問してください。

最後までよんでいただきありがとうございました!

 

有料パート

本質情報は無料パートにすべて書きました。

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もう一度だけ。本質情報は無料パートにすべて書きました。

それでも、投げ銭してくださるという方へのお礼として、魂の1戦を含む予選の対戦動画 (3本) を共有したいと思います。

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